なぜか母の日に押され気味の父の日を応援したい!
今日は、「6月のイベント何しよ~」と悩まれているイベント担当者さんに読んでいただきたい、父の日プレゼント作りのワークショップのアイデアを盛り込んだ内容となっております。
正直なところ、世間では、母の日の方が父の日よりも盛り上がりを見せているのが事実・・・
お父さんはお母さんより一緒にいる時間が少ないとか、あまり話さないとか、色々理由があるのかもしれませんが、毎日頑張っているお父さんにだって、ぜひ感謝を伝えたいところ。内心、お母さんほど感謝されていない・・・と寂しく思っているお父さんたち、たくさんいるのではないでしょうか。
そんなお父さんたちのため、いろいろな場所でお父さんに感謝するイベントが行われやすくなるよう、イベント慣れしていない人でも出来る!簡単なイベントアイデアやコツを書いてみたいと思います。私たちの実体験を元にしているので、イベント慣れしてる人にとっては、そんなんお前よりわかってるわーって内容ばかりになるかもしれないのですが、お許しください。
そもそも父の日ってなんぞや
父の日は、アメリカからやってきた習慣です。
1909年に、アメリカのとある女性が、男手ひとつで兄弟6人を育ててくれた父親に感謝して、母の日だけでなく父に感謝する日も作って欲しいと教会に嘆願して出来たもの。
そのお父さんの誕生日が6月だったことから、6月の第3日曜日が父の日となったそう。
ですが一般の人に知られるには長い時間がかかり、アメリカ国内で正式に制定されたのは1972年と、わりと最近なんです。
日本に入ってきたのは1950年代と言われており、今のように盛んに行われるようになったのは、1980年代になってから。
百貨店などが父の日キャンペーンを行ったことや、ベスト・ファーザー賞が始まったことが後押しして、いまや日本でも一般的な行事となりました。
日本でも、父の日は、6月の第3日曜日とされています。ちなみに今年、2024年の父の日は、6月16日です。
父の日におすすめ工作ワークショップ
親子で楽しめる ウッドブロック
ただの木の立方体のブロックです。樹種がミックスになっていて、色が違っていて面白い。小さいサイズもあります。
ボンドでくっつけるだけの工作なんですが、これが大人も子どもも年齢を問わずハマるんです!
親子で協力して作れるのが良い感じですが、もしかするとお父さんの方がハマっちゃったりして。
大人の作品は、この色をここにいい感じに入れて・・・みたいな細かいこだわりが見えます。
人にもよりますが、小学校中学年くらいまでは、自由に自分の好きなものを作る子が多くて、それ以上は何かに貼るのが好きな子の方が多い印象です。
下の写真は、イベントの様子。2サイズのブロックをコップ1杯分渡して自由に作れるようにしました。
ブロックを貼るフォトフレームを追加で用意しましたが、小学校1年生でも大人顔負けのステキなフォトスタンドを作っていましたよ!
運営がカンタン!写真立てボタン
これは本当に運営がカンタンです。準備物は、ほぼボンドとペンだけです。
そして、インナーフレームに、メッセージを書けるところがミソです!
リボンもセットに付いていますが、ちょうちょ結びが出来ない~という対応が面倒であれば、リボンは無視していただいて構いません。十分ボタンだけでもかわいいです。
お父さんへの感謝のメッセージを書けば、できあがり!画材は、写真のように、白いペン(ポスカ)がおすすめです。
もう少し難易度を上げたいときは、フレームに色を塗る、粘土を貼ってボタンを埋め込む、などのバリエーションも。
未就学児も出来る!
お父さんへのメッセージやイラストを自由に描くことができます。陶器なので結構ちゃんとしていて、高級感があります。
似顔絵でも、文字でも、自分の好きなものでも、なんでもお父さんは喜んでくれると思います。一応冷たいものを置いたとき、コップについたしずくを素焼きの陶器が吸い込んでくれる、っていう素焼きのコースターなんですけど、9㎝角と結構大きいので、マグカップとかも置けちゃいますよ。
せっけんを自分で作れるせっけんねんど。これでお父さんの好きなものの形にしてあげたり、お父さんのお顔にするのも面白いかも。
あまりすごいのが出来ちゃったら、きっともったいなくて使えないですね(笑)お父さんの好きな香りのアロマオイルをたらしてあげるのもおすすめです。
プラスアルファのイベントアイデア
1. ワークショップ内容をレベルアップ!
〇写真立ての場合
事前にアナウンスして、中に入れる写真を持ってきてもらい、
インナーフレームにメッセージを書いて、ラッピングするまでをサポート。
〇ウッドブロックの場合
お菓子のつかみどりも同時に行い、
ウッドブロックで作った器に取れたお菓子を入れる。
〇せっけんねんどの場合
せっけんと一緒に渡すメッセージカードを用意して、
ラッピング資材を自由に選んでもらって持ち帰ってもらう。
2. イベントを盛り上げる!
フォトブース設置
ワークショップ終了後に、親子で一緒に写真を撮影できるフォトブースを設置することで、イベントの思い出を残すことができます。
また撮った写真をハッシュタグをつけてSNS投稿してもらった人にプレゼントを渡すなどのキャンペーンも◎
他のイベントと共催も
音楽ライブや、キッチンカーなど、他のイベントとコラボレーションできれば、より一層集客が見込めて盛り上がります!
3. 持ち帰り用にも対応する!
時間がなくて、ワークショップ体験は出来ないけど、持ち帰って自分でやってみたい!という人のために、持ち帰りセットを用意しておくのもおすすめです。
ショップカードと、ワークショップのカンタンな説明書きも一緒に用意しておくと良いですよ。
4. SNSを活用する!
ワークショップ開催前の告知
ワークショップ開催前に、イベントの情報をSNSで積極的に告知することで、参加者をひろく募集することできます!地域限定のSNS広告などを使ってもOK!
ワークショップ開催中の様子をライブ配信
ワークショップ開催中の様子をSNSでライブ配信することで、イベントの臨場感を伝えて、興味を持ってもらうことが出来ます。もし今回のワークショップには参加できなかったとしても、次回への集客の足掛かりになるかも?!インスタグラムのストーリーズなどの活用も良いと思います♪
参加者に投稿してもらう
フォトブースなどと組み合わせて、参加してくださった方がSNSで投稿しやすいよう工夫してみましょう!
ハッシュタグをつけて投稿してくれた人にはプレゼントをしたり、主催者からお礼コメントを積極的につけるなどすると、ワークショップに参加してない人にも、イベントやショップを知ってもらうキッカケになります。
ワークショップを開催する際のポイント
・誤飲の恐れがあるパーツがある場合
小さなパーツや電池、粘土などを使うイベントでは、幼児が誤飲しないよう、赤ちゃん連れのご家族には、事前に注意をうながしましょう。
・はさみ、カッターなど、危険な道具を使う場合
はさみ、カッターが机の上にある場合も同様です。お子さんが使っているときは目を離さず、ふざけている子がいる場合は、落ち着くまで道具の使用をいったんやめさせます。小学生までのお子さんの参加は、出来るだけ保護者同伴にすると良いと思います。
・事前に予約が必要か、当日参加可能かを明記する
広告やSNS等で事前告知する場合は、参加方法を明確にしておく方が、安心して参加していただけます。事前予約のみなのか、先着〇名なのか、はっきり記載しておきましょう。
またイベント当日も、受付前にしっかりと明記しておく方が、安心して参加できます♪
・材料費や参加費を明確にする
告知の際に必要な金額、参加条件について、しっかりと記載しておきましょう。
もし告知を見て参加したいと思っても、「わざわざ行って参加費がべらぼうに高かったら・・・」と思うと、行ってみようと思えないですから。安心して来場してもらうためには、事前にイベント情報をしっかり記載しておくことが大事です。
・イベント参加の際に必要な持ち物をしっかり告知しておく
なければ参加できない、となると参加への敷居が高くなってしまいますが、出来れば持ってきて欲しいというものは、事前にしっかり告知しておきましょう。
たとえば絶対に洋服を汚す、とか、濡れる、とか言う場合は、替えの服や汚れても良い服、スモックなど。水系のイベントや絵の具系のイベントの際には告知必須かと思います!
・体調が悪い方は、参加をご遠慮いただく
やはりこのご時世なので・・・咳が激しく出ていたり、フラフラしていたり、熱がある方は(そんな人がそもそも参加するかって感じですが)、参加をご遠慮いただく旨、念のため、事前に告知しておく方が良いと思います。本人はピンピンしていても、横に付き添っている保護者がすごい咳込んでる事とか、結構ありがちです。
ワークショップで準備するものリスト
準備物は、何のワークショップをするかによってかなり変わるので、一般的なイベントで使うものをリストアップしました。
イベント設営・準備に使うもの
・ワークショップを告知するためのPOPや看板など
イベント場所にもよりますが、その場で集客しなければいけない時は特に、看板、POPは重要です!
たとえ事前申込制であったとしても、ただ机と椅子が並んでいるだけでは、あまり気分が上がらないもの。
商業施設に行っても、結構、何をやっているのかわからないイベントワークショップも多くて、もったいないな~と思います。
入り口あたりはPOPや看板、風船などで、華やかに飾り付けてくださいね♪
・完成品サンプル
受付のあたりに、今日ワークショップで作れる完成品は絶対に飾りましょう♪
集客できるのはもちろんのこと、実際参加して作っている人のためにもめちゃくちゃ必要です。
作り方がわからなくなったときや、どんなデザインにするか参考にするためにも、結構みなさんサンプルを見に来ます。
・机をカバーするためのテーブルクロス
長机を使うことが多いと思いますが、絶対にテーブルクロスは必要です。
ペンを使う時も、のりをつかうときも、工作マットを敷いていたとしても、子どもたちはそこから必ずはみ出してきます!
ビニールクロスでも、かわいい布でも、イベントの雰囲気に合うものを用意してください。SNS映えを狙うなら、無地のおしゃれな布がおすすめです。柄物の布は、出来上がった工作とケンカして、あまり映えないことが多いです。
・ガムテープ
POPやゴミ袋を固定したり、テントに何かを貼り付けたり、地味に色々使います。
持って行って損はなし。
・ゴミ袋
イベントでは何かとゴミがでるので、ゴミ袋は分別用に複数持って行った方が良いです。お客さんがゴミを持ってきて、捨ててもらえますか?と言われることもしばしば。
・参加者リスト
事前予約制なら絶対必要です。忘れず印刷して持って行きましょう。
・筆記用具とメモ用紙
何人参加したかメモしたり、お客様への伝言をメモしたり、忘れ物をメモしたり、メモメモ。
・ショップカード
忘れてはダメなやつ。参加してくださった方には、積極的にお渡ししましょう。
・カメラ
スマホがあれば要らないですけど、スマホは他のことにも結構使うので、カメラはカメラで別にあった方が安心。
お金を取り扱うなら
・おつり
忘れず事前に銀行で両替してもらうか、コツコツためて用意しておきましょう。
・お金を入れる箱など
イベント担当者で引継ぎがしやすいように、箱や大きめの財布などを用意すると良いです。
・AirPayなど
うちまだ導入してないんですけど、本当に良さそうですよね~
・ウェットティッシュ
各テーブルにつき1つあれば便利。何かと汚れます。
・消毒液
イベント参加前にプッシュしてもらうと良いです。
・持ち帰り用の袋
大きい作品のときや、壊れやすいものなどは、持ち帰り用の袋を用意してあげると親切です。用意しない場合は、事前にご持参をお願いしておくと良いと思います。
ワークショップに使うもの
一般的な工作道具です。使わないと思っても、1セットずつは念のため持って行っていた方が、何かあったときに役立ちます。
・のり・木工用ボンド ボンド用の紙とつまようじ
紙と紙をくっつける工作のときはのりですが、それ以外は、基本的には木工用ボンドを使います。
ボンドを出しておく紙と、塗る用のつまようじがあった方が使いやす
・はさみ・カッター
・ものさし
・絵を描くための画材(ポスカ)
弊社でおススメしている画材は断然ポスカです。(油性ペンしか使えない材質の時にはもちろん油性のものを使います)
・セロハンテープ
・マスキングテープ
色んな種類があると工作のはばが広がりますし、絵を描くのが得意でない人でもワークショップに参加しやすくなります。
・工作マットもしくは紙など
のり、ボンドを使うとき、カッターを使うときなどは絶対に必要です。
まとめ
長くなりましたが以上となります。この記事が、少しでも世の中の父の日ワークショップが増える助けになれば嬉しいです。そしてたくさんの子どもたちが、日ごろ頑張ってくれているお父さんに感謝の気持ちを届けることができますように。これからも、がんばれ、お父さん~!