寒い冬は、体温で温めてこねる粘土キャンドルには厳しい季節。
手が冷たいと、ロウがいつまでたっても柔らかくならないので、温めるためのカイロかお湯が必須です。
とはいえ、お湯は寒い場所だと、どんどん冷たくなってしまうので、イベント会場で適温を用意し続けるのは難しいですよね。
今回は、お手軽に用意しやすい、カイロを使った真冬の粘土キャンドルの作り方をご紹介します。
この動画を撮影したのは大寒波の真っ最中。おまけに弊社は暖房が効きづらくて寒いので、ショッピングモールのイベント会場など、少し寒めの会場で行うときの参考になると思います♪
まずは動画をご覧ください。ちなみに今回使ったのは、粘土キャンドルのうさぎです。
柔らかくなりやすい色、なりづらい色の話
カラーシート(ロウ)は、実は色が濃いほど、柔らかくなりやすいんです。反対に、一番柔らかくなりづらいのが白。
今回は白うさぎなので、最もたくさん使うカラーシートは白です。初めに白のカラーシートをこねこねしますが、寒いと初めはかなり硬いです!少し温めたくらいでは、なかなか柔らかくなりません。
逆に赤は少し温めただけでも柔らかくなるので、扱いやすいです。
今回のうさぎのキットには入っていませんが、もっとも柔らかくなりやすいのは黒。室温や体温にもよりますが、冬でもカイロで温める必要がほとんどないくらい、柔らかくなりやすいです。冬は扱いやすくてとても助かるのですが、夏場は黒の扱いに注意しなければなりません。
冬に粘土キャンドルのイベントをするときには、色が濃いカラーシートのものを選ぶと、作るのが少し楽になります。
カイロで温める時のコツ
カイロで手を温めつつ、カラーシートをカイロにはさんだりして温めて、柔らかくなったらこねはじめてください。
室温もかなり低いので、こねている最中もまた固くなっていってしまいますので、こまめにカイロを使って温めてください。耳を頭にくっつけるとき、固すぎるとくっつきませんので、せめて根元の部分だけでもしっかり柔らかくしてから、くっつけるようにしてください。
また動画中、カイロの上にカラーシートを乗せていますが、そのあとにカイロを手に取ると、せっかく上に乗せたものが落ちてしまい、時間の無駄でした。
ですので、こねこねしている間は、カラーシートの上にカイロを置いておくと良いですよ♪
ただ、ずっとカイロの下に置いていることを忘れて放置しておくと、柔らかくなりすぎてベタベタになってしまうので、放置しないようにだけ注意してくださいね!
まとめ
動画はかなり編集していますが、カイロで温めながら、試行錯誤しながらで、粘土キャンドル作成にかかった時間は20分でした!
ちなみに、今回は寒い時期でも作れる粘土キャンドルの作り方ってことで動画を作りましたが、夏でも冷房が効いている場所では、末端冷え性の人の手は冷たいので、念のため、秋口や春先でも、カイロは少しだけ用意しておくと安心かもしれません。
今後の粘土キャンドル作りの参考にしてみてください。