イベントTips:紙とんぼワークショップ。紙とんぼを作ってみんなで遊ぼう。

2019年6月10日

簡単に作れてよく飛ぶ紙とんぼ!TUKTUKのロングセラーで、昔から体験学習でよく小学生と一緒に作って飛ばしっこをしては大盛り上がりでした。

厚紙と竹串だけで作る、単純な工作ですが、うまく飛ばすには少しコツがいるので、作り方をご紹介します。

紙とんぼ(100人分)税抜2600円 紙とんぼ(20人分)税抜600円

用意するもの

紙とんぼ 竹串 はさみ 色を塗る道具(ペン、色鉛筆など) キリ ボンド 念のため絵を描くときに下に敷く紙など

 

作り方

1.模様を描きます

好きに模様を描きましょう。油性マジックがおすすめですが、色えんぴつや水性マジックも使えます。紙が少し水をはじくため、水性マジックの場合は、乾く前にさわってしまうと手に色がつきますのでご注意ください。

絵は境界線がわかりやすいように、印刷面に描くことをおすすめしていますが、裏側に描いてもらっても構いません。

はねを切り取る前に描く方が描きやすいですが、切り取ったあとに描いてもらっても構いません。念のため、小さいお子さんが絵を描くときは、下に新聞紙か何かを敷いた方が良いかもしれません。

はねだけでなく、パーツにも色を塗っておくとカラフルで楽しい仕上がりに。

 

2.切り抜きます

絵が描けたら、はねやパーツを、線にそってはさみで切り取りましょう。はねの点線のラインは切らないように注意してくださいね。

まんなかのパーツは、点線と実線のラインで切り取ってください。

 

3.パーツを貼ります

はねの両側にパーツをはりつけます。これが重りになって遠心力がかかってうまく飛ぶようになるので、ボンドでしっかり貼り付けてくださいね。

真ん中のパーツは、竹串と本体をしっかりくっつけるためのパーツです。こちらもボンドでしっかり貼り付けます。

 

4.竹串をカットします

竹串のとがった方をはさみで切り落としてください。勢いをつけて切り落とすと先だけが飛んで危ないので、はさみで傷をつけて、ぱきっと折るようにしてくださいね。低学年以下の場合は、大人があらかじめ処理しておいてあげるとスムーズです。

5.穴を開けます

はねのちょうど真ん中のところの目印に、目打ち、キリなどで穴をあけます。竹串の先がきつめに通るくらいの大きさに穴をあけてください。大きすぎると竹串がゆるくなり固定できなくなるので、注意してくださいね。

 

6.竹串を固定します

竹串にあらかじめ少しボンドをつけておき、穴に通します。

穴に竹串が通ったら、裏表両面から、串の周りにボンドをたっぷりつけて、乾かします。

 

7.30分待ちます

ボンドが完全に乾くまで約30分待ちましょう。
ここで完全に乾く前に飛ばしてしまうと、パーツが飛んでいってなくなったり、バランスが悪くてうまく飛びません。

我慢です!

ショッピングセンターの場合はお買い物に行ってもらったり、子ども会の場合はおやつの時間にしたり、インターバルをとってください。

8.羽に角度を付けます

ボンドが乾いたら最後のしあげ。
写真のように、はねの右側を手前に、左側をもちあげるようにして奥側にひねります。絶対に折り目はつけないでください。ひねってクセをつけるだけです。

逆にひねってしまうと飛ばないので、ひねる方向にはご注意ください。

説明書では先にボンドを乾かしてからひねると書いていますが、固定する前にひねっていただいても大丈夫です。いずれにせよ、写真のようにモリモリボンドをつけて、ボンドが透明になるまで乾かしてから遊んでください。

 

完成

完成~!最後のひねりがポイントです。制作所要時間は、待ち時間合わせて約1時間。絵を描く時間にもよります。
飛ばしてみて、うまく高く飛ばないようならひねり方が足りないのかも。途中でバランスを崩して落下するようなら、ボンドが乾いていない可能性が高いです。
しっかり乾かしてから再チャレンジ!

 

紙とんぼの飛ばし方

誰しも竹とんぼは飛ばしたことがあると思うので、幼い頃から日本で暮らす人なら説明する必要もないとは思いますが・・・

  1. まず合掌するように体の前に手を合わせて、その間に竹串をはさみます。
  2. こすりつけるように両手を前後にずらして手を放します
  3. このとき、右手を前に出し左手は手前に引いてください。手が逆だと逆回転になり飛びません。

逆に言えば、左利きの人はプロペラの角度を逆にすれば、左手を前に、右手を手前に引く飛ばし方でも、飛ぶということです。試してみてくださいね!

 

紙とんぼを使ったゲーム

紙とんぼを作って遊ぶだけでも楽しいですが、子ども会などの行事の場合は、作った後、紙とんぼを使った遊びで楽しんでみては?

高く飛ばそう

校庭や体育館などひろい場所で飛ばせる場合は、誰が一番高く飛ばせるかな?競争してみましょう!

遠くまで飛ばそう

高く飛ばすのと遠く飛ばすのでは、飛ばし方に違いがあります。誰が一番遠くまで飛ばすことが出来るかな?

的に当てよう

的を用意して、うまく当てられるかチャレンジしてみましょう!大きな的、小さな的、いろんな的を用意すると楽しいですね!

かごに入れよう

たくさんの人数で飛ばすときはチーム戦!どちらのチームがかごにたくさん紙とんぼを入れることができるかな?

 

ご注意ください!

逆回転にすると、はねが手にあたったりして危ないです。はねの角度と飛ばし方は必ず守って飛ばすようご指導ください。
大人数で遊ぶときには、人にあたらないよう注意して遊んでください。

 

まとめ

小学校低学年でも出来ますが、竹串を切り落とす時、キリを使う時、最後のひねりの時は、大人の方の手伝いが必要です。

とにかく子供はボンドが乾く前にすぐ飛ばしたくなってしまうので、ボンドの乾燥時間30分の間にうまく他のことを組み合わせて乾燥時間を確保してください。もちろん乾燥時間は長ければ長いほど良いです。

ひねりがうまくできていれば、とてもよく飛びます。飛ばし方によって、高く飛んだり、遠く飛んだりするので、飛ばし方も工夫してみてくださいね。

 

ご注文はこちらから

紙とんぼ(100人分)税抜2600円

紙とんぼ(20人分)税抜600円

  • この記事を書いた人

店長はまぐち

興味→犬、漫画、メダカ、ピラティス、植物、剣道。元SE。虚弱体質のなんちゃってアスリート。学校行き渋り系個性派男児の子育てに奮闘中。

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