イベントTips:ヒノキの間伐材うちわとせんす比較

夏の人気工作キット!ヒノキの間伐材うちわヒノキの間伐材せんす

自然素材で、見た目にもやさしく涼やかで、夏の工作イベントやワークショップ、保育所や幼稚園での制作、高齢者施設でのレクリエーションなど、幅広い年齢層の方にお楽しみいただいています。

そんな、うちわとせんすの、それぞれの特徴と作り方をまとめてみました。
商品選びの参考にしていただければ、うれしいです。
 

素材について

静岡県天竜産のヒノキの間伐材(かんばつざい)を利用して作っています。

厚さ0.8mmに薄くスライスした木材をプレス加工で、うちわやせんすの形に抜いています。そのため、断面にほとんどささくれもなく、きれいです。表面は、少しざらっとしていて、木の素材を感じることができます。

もちろん1枚1枚、木目の出方や色合いも異なり、ほのかにヒノキのいい香りもします。

※自然のものですので、気候や湿度により多少の変形や反りが出る恐れがあります。特に梅雨時は、板が反りやすいですが、無理に直そうとせず、自然に乾燥するのを待ってくださいね。

間伐材とは?

豊かな森を育てるために密集した木々を間引くことを「間伐(かんばつ)」といいます。
その時に出た「間伐材」を有効利用して、うちわやせんすは作られています。間伐材を使うことは、森林を健康に保ち、ひいては地球環境の保全へとつながります。

間伐材を使用したキットは、エコイベントとしておすすめです!

経年変化について

表面にコーティングなどなく、木そのものなので、経年変化により、徐々に深みのある色に変化していきます。

最初の白っぽい木肌もきれいですが、長く使っていただき、木の変化も楽しんでいただければうれしいです。

 

サイズ比較

厚さ0.8mmにスライスされた木材を使用しているのは、どちらも同じです。

 うちわ:直径約19.5cm×厚さ0.8mm(持ち手部分は1.6mm)
 せんす:(閉じた時)約9.5cm×19cm×厚さ3mm/(開いた時)約25cm×19cm

 

うちわの特徴

薄くて割れそう!と思われるかもしれませんが、結構しっかりしています。

本体と持ち手で木目の方向が違うので、その2枚を貼り合わせることによって、強度が出ています。扇ぐ時にどうしても負荷がかかってしまう持ち手部分が頑丈になり、割れにくく、しなやかに扇ぐことができます。

うちわのおすすめポイントは、面が広いので、絵を描きやすい!ということ。
平面に、広々と絵を描くことができるので、小さなお子さんや年配の方にも取り組んでいただきやすいです。

うちわの作り方

パーツでの納品になりますので、絵を描く前に、ボンドで貼り合わせる必要があります。

持ち手が浮いてこないように、押さえながら絵を描いてくださいね。ずれないように、ボンドが乾くまでマスキングテープで軽く留めておいてもいいと思います。参加者の年齢やイベントの形態によっては、前もってボンドで貼り合わせたものを用意しておき、当日は、絵を描くだけ、にした方がスムーズかもしれません。

マスキングテープやシール、立体的なパーツを組み合わせて貼っても、かわいいですよ♪

 

せんすの特徴

3枚のせんすパーツを付属のプラスチックねじと木のワッシャーで留めて作ります。
結構しっかり留まるので、一度はめてしまうと、簡単には外れません。

せんすのおすすめポイントは、閉じるとコンパクトになるので、持ち運びがしやすい!ということ。

夏の暑い時期、いつでもどこでも使えるように持ち歩けます。父の日や敬老の日のプレゼントとしても人気です♪

せんすの作り方

ねじで留めて、せんすを開いた状態にして、絵を描きます。

3枚にわたって絵を描く時は、ずれてこないように気を付けながら描く必要があります。小さなお子さんが作られる時には、裏側でマスキングテープで留めておくといいですよ。重なった部分に少し段差ができてしまうので、うちわに比べると、少し描きにくい感じはあります。

 

おすすめの画材について

素材が木なので、何ででも描くことができます!

ですが、板の乾燥具合や湿度によっては、水分の多い画材(絵の具やポスカなど)は、木目に沿ってにじんでしまいます。水性ペンや油性ペンでも、多少はにじむ可能性があります。色鉛筆やクレヨン、ポンキーなどは、にじみませんが、板によっては、木目にひっかかって描きにくいことがあります。

参加者の年齢やイベントの形態に応じて、使いやすい画材を選んでいただければと思います。

 

名入れも承ります!

どちらも、完成品での納品・名入れ焼印・印刷・OPP袋入れ・台紙入れも別途承ります。

会社名やイベント名は、うちわなら、持ち手部分に入れることが多いです。また、アマビエのミニうちわのように、本体中央に大きくデザインを入れることも可能です。せんすなら、1枚だけにデザインを入れるのがおすすめです。

まずは、お見積もりさせていただきますので、お問い合わせください。

 

まとめ

うちわとせんすのこと、それぞれの違い、何となく分かっていただけたでしょうか?

うちわは10人分セット、せんすは5人分セットでの販売です。
価格も大きく違いますので、ご予算やイベント形態に応じて、お選びいただければと思います。

どちらも、500枚や1000枚以上の大口注文にもご対応しやすい商品です。何かご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ヒノキの間伐材うちわ(10人分)
ヒノキの間伐材せんす(5人分)

  • この記事を書いた人

スタッフちっち

興味→子育て、おでかけ、キャンプ、小物、手芸。小学校・幼稚園教員、保育士免許をもつ。紙へのこだわり強め。最近手帳が書けていないことがストレス。

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