敬老の日に、大人気の肩たたき券(間伐材しおり)、なのです、が

今年、2019年の敬老の日は、9月16日。

毎年、肩たたき券にもなる間伐材しおりは、敬老の日のプレゼントとして人気で、すでにたくさんご注文をいただいているのですが、

今年は特に、注意していただきたい点が、ひとつございます。

昨日、お客様からの問い合わせで「間伐材しおりがそってきてしまった」というお声があったのです。

さあどうしましょう。

 

木がそってしまう理由

木は、切った後も息をしています。水分を含むと膨張して、乾燥すると縮みます。

そして木の板には裏と表があり、皮の方が表、木の中側を、裏と呼びます。

表と裏で、水分を含む量が異なると、そってしまうのです。

通常製品化するときには、しっかり乾燥させた木材をカットして、皆様にお届けしているのですが、先週から、雨が多かったので、木が水分を含み、それが乾燥する過程で、そってしまったのだと考えられます。

原料が木である以上、そりは避けられません。

 

木のしおりがそって曲がってきてしまった場合は

このままではお客様にも使っていただきづらいので、イベントまでに急いでそりを直さなければなりませんよね。

そりが大きくないときは、そのまま重しなどをして乾燥させておけば、裏・表の水分量がつりあったところで、元に戻ります。

凹になっているのを下向きにして置いて、乾燥させると良いですよ。

ですが大きくそってしまっている場合は、無理に力で直そうとすると、割れてしまう恐れがあります!

そんなときは、そっている方の片面だけを軽く湿らせます。

凹←の内側を霧吹きなどで少しだけ湿らす感じ。湿らせた面を下にして、室内で乾燥させてください。

濡らしすぎたり、急激に乾かしたりすると、割れる恐れがあるので、焦らずに。

 

それでもだめだったら

イベント当日になってもまっすぐに直らないときは、お客さまにも、

「木は生きているからどうしてもそります」

というお話をして納得していただけないでしょうか・・・。

 

ちなみに、色を塗った後、ニスなどを塗ってカバーすると、呼吸が出来なくなるため、もうそらなくなります。

↑ 呼吸が出来なくなる、とか書いちゃうと、なんか残酷に聞こえますね・・・^^;

でも肩たたき券部分が切り離しづらくなるし、固くなるし、木のてざわりじゃなくなるし、個人的にはおすすめしません。

 

でも良い商品なんです

間伐材しおりは、本にはさむときに、自然の木のやさしさと、くれた人の気持ちを思い出して、ほっこりするアイテム。

プラスチックや金属のしおりなども色々ありますが、この自然木、ヒノキのてざわり、良い香り、質感、ナチュラルな感じは、読書タイムを、より充実した癒しタイムにしてくれます。

多少そることは今後もありますが、それも自然木の良さであり特徴である、ということを、お客様にもお伝えいただければと思います^^

ちなみに、水彩絵の具やポスカで盛大にびしょびしょに濡らして色を塗る子がたまにいますが、間違いなくおうちに帰ってから、乾く過程でそってると思います。濡らしすぎるとそりますので、色をつけるアイテムにも注意が必要です。

 

肩たたき券にもなる間伐材しおり(10人分)のページはこちらからどうぞ!

 

 

  • この記事を書いた人

店長はまぐち

興味→犬、漫画、メダカ、ピラティス、植物、剣道。元SE。虚弱体質のなんちゃってアスリート。学校行き渋り系個性派男児の子育てに奮闘中。

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