イベントTips:ちりめんおひなさまの作り方とアレンジ例

フェルト素材の型抜きパーツとちりめんで作る、おひなさま飾りのセット。
和柄のちりめんがかわいらしいおひなさまを作ることができます。

材料が多いので、事前準備はちょっと大変なのですが、実際に作る時はボンドで貼るだけなので、ほとんど難しい工程はありません。

セット内容や材料、作り方やアレンジ例など、おひなさまづくりのポイントをまとめてみましたので、イベント前にぜひ参考にしていただければうれしいです。

 

セット内容

  • 赤フェルト 10枚
  • 男雛/女雛 各10枚
  • 黄緑/ピンクフェルト 各10枚
  • 飾りセット(笏・扇・冠) 1シート
  • ぼんぼり 1シート
  • ひしもち 各1シート (ピンク・白・黄緑)
  • ちりめん(柄) 2色
  • ちりめん(黒) 40枚
  • ひも 約3m

※イベント前に、ちりめん(柄)とひものカット、小分け作業が必要です。

 

ちりめんについて

ちりめんは、紺/黒系と赤系のものを1枚ずつセットにしています。
どんな柄が入るかは、お楽しみに♪(ここにない柄もあります)

 

準備するもの

  • はさみ
  • 木工用ボンド
  • セロハンテープ
  • つまようじ(ボンドを塗る用)
  • ペン(顔を書く場合)

 
セロハンテープは、吊るす用のひもをボンドで貼る時に、乾くまでの間に動かないように仮留めするためのものです。なくても大丈夫です。
また、顔を書く場合のみ、ペンを使います。

その他にも、もっと飾り付けをしたい場合に、違う色のフェルトやちりめん、カラフルなポンポンなどを準備していただいてもいいと思います。

 

事前準備について

まず、柄物のちりめんを10等分にカットしましょう。

1枚が約16.5cm×22cmなので、10等分にカットすると約8.2cm×4.4cmのサイズになります。(※ちりめん素材は、縮みやすいものなので、多少のサイズの大小はあります)

 

次に、パーツのつながっている「飾りセット(笏・扇・冠)」「ぼんぼり」「ひしもち」を、シートからはずします。

それぞれ、1ヶ所か2ヶ所、シートにつながっている箇所があるので、そこをはさみで切ります。引っ張っても取れますが、フェルトの繊維が伸びてしまうので、できればはさみでカットしてください。

ひもは、30cmずつにカットします。

これで、事前準備は終了!

 

ひとり分の材料

  • 赤フェルト 1枚
  • 男雛/女雛 各1枚
  • 黄緑/ピンクフェルト 各1枚
  • 飾り(笏・扇・冠) 各1個
  • ぼんぼり 1個
  • ひしもち 各1個(ピンク・白・黄緑)
  • ちりめん(柄) 1/10カット×2色
  • ちりめん(黒) 4枚
  • ひも 約30cm

 

作り方

まず、男雛と女雛から作りましょう。
穴の周りにボンドを塗って、ちりめんを貼ります。

この時、ちりめんの柄のどの部分を見せたいかを考えて、貼るようにしましょう。ボンドを塗る前に一度穴に当ててみて、見せたい色やデザインの部分になるように、位置を調整します。

ボンドで貼った後、フェルトから飛び出した部分をはさみで切ります。

 

周りの小さな穴にも貼ります。
こんなに小さな穴でも、色がしっかり見えるので、どの色の部分を見せるかは重要です!

髪の毛は、黒いちりめんを貼ります。男雛に1枚、女雛に3枚使います。女雛の方は、3枚を少しずつ重なるように貼って、隙間ができないようにしましょう。

 

次は、フェルトを表向けて、飾りパーツを貼っていきます。
笏(しゃく)・扇(おうぎ)・冠(かんむり)の3つを貼ります。

せっかくちりめんの柄がいい感じに見えているので、飾りを貼って隠れてしまうのが勿体ないような気もしますが・・・お好みで貼ってください。

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さて、いよいよ、全てのパーツを貼り合わせていきますよー。

ここからは、もう自由です!

まず、最もシンプルな貼り方が、こちら。
赤フェルトに男雛と女雛、黄緑とピンクフェルトを並べて貼るだけ!

ひしもちは、少しずつずらして3色を重ねて貼ってくださいね。上からピンク・白・黄緑の順番で重ねましょう。

 

最後に、裏側に、吊るす用のひもをボンドで貼ります。

この時、時間があるなら、そのまま乾くまで置いておいていただければと思いますが、すぐに持ち帰るなどの場合は、ボンドの上からセロハンテープを貼っておくといいですよ。乾いた頃に、テープははがしてください。

 

完成ー!!

ベースの赤色が見えなくなったので、ちょっと地味な印象になってしまいましたが、、そんな場合は、以下のアレンジに挑戦してみてください。

 

アレンジ例

こんな貼り方は、どうでしょう!
黄緑とピンクフェルトを、男雛と女雛に重ねて貼って、それを縦に配置してみました。

空いたスペースに、ぼんぼりとひしもちを貼ります。ひもを結んで貼ると、アクセントになっていい感じです。

ベースの赤色が映えて、よりおひなさまらしい色合いになりました。

 

これは、かなり凝った貼り方をしてみました。
ベースとなる赤フェルトの形を変えてみたバージョンです。

赤フェルトの上下を少し三角に折り返して、ボンドで貼ります(思い切って、カットしてしまってもいいと思います)。その上に、黄緑とピンクフェルトを切って貼ります。さらにその上に、ぼんぼりとひしもちを貼ります。

他にも、余ったちりめんを切って、烏帽子(えぼし)と冠を作ってみました。より和風な仕上がりになったのではないでしょうか。

冠用の丸い黄フェルトが余ったので、ぼんぼりの裏に貼りました。灯りのように見えるような、見えないような?

 

とってもシンプルに、こんなのもアリです!
赤フェルトに貼らずに、色付きのフェルトと重ねて貼るだけ。それぞれにひもを付けて、吊るしましょう。

あえて、髪の毛に黒いちりめんを使わず、全て柄物のちりめんを貼ってみました。
黒が入った方がやはり引き締まりますが、オシャレな雰囲気のおひなさまになった気がします。顔をペンで書くと、かわいらしいですね^^

 

その他、色付きフェルトを半分に切ったり、好きなサイズに切ってもOK!
ひしもちのフェルトだって、必ずひしもちにしないといけないわけではないので、好きな貼り方をしてみてください。

扇や冠も、はさみを入れて、ちょっと形を変えてみるのもおすすめです。

 

飾り方

出来上がったら、ぜひお部屋に飾ってくださいね。
軽いので、押しピンひとつで簡単に引っかけることができます。スペースをとらずに手軽に飾れます。

 

ご注文はこちらから

アレンジ自由自在なので、同じキットを使っても、みなさんそれぞれ違うデザインのおひなさま飾りに仕上げることができます。学童クラブや高齢者施設、公民館など、作品を並べて飾られるような場所では、華やかな壁面飾りになりそうです。

自由度が高い分、作り方を迷われるかもしれないので、こちらのページのアレンジ例を参考に、見本をいくつかご用意いただいてもいいかもしれません(写真をプリントアウトしてもOK)。

納期は、当店在庫が不足している場合は、入荷に3週間程かかります。大量注文の場合は、余裕をみてご注文ください。また、季節商品のため、2月中旬以降は、追加入荷が難しい場合があります。お気軽に電話でお問い合わせいただければ幸いです。

ちりめんおひなさま(10人分)

  • この記事を書いた人

スタッフちっち

興味→子育て、おでかけ、キャンプ、小物、手芸。小学校・幼稚園教員、保育士免許をもつ。紙へのこだわり強め。最近手帳が書けていないことがストレス。

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