カナダ在住の子どもたちとの工作

2024年5月15日

ひさびさの海外で工作?!

このGWにじつに4年ぶりに海外へと行ってきました。
出発前から空前の円安、聞こえてくるラーメンやハンバーガーが2,000円越えの物価高に恐れおののきつつも、旅の前半は、カナダのバンクーバー在住の知人のおうちに滞在することになったので、おみやげ何がいいかなーと考え、わくわくしながら準備しました。

そして、なんと滞在先には3歳と7歳の男の子がいるというではないですか。
キットの開発はしていますが、普段なかなか工作を作ってる現場を見る機会がないので、
ここぞとばかりに当店の工作キットを数種類、子どもたちへのおみやげに持っていきました。

子どもの日が近かったので、ダンボールクラフト・こいのぼり

https://www.kosaku.biz/c/kosakukit/kumitate/dancraft/dankoinobori

夕食後に「工作するひとー」って声かけたら、3歳児がお風呂に入るまでの時間に一生懸命クレヨンで色を塗ってくれました。
もちろん組立は難しいので、そこは大人が。
翌日、裏庭で写真をパチリ。

ヒノキの間伐材うちわとせんす

https://www.kosaku.biz/c/kosakukit/etsuke/hinoki_fan10
https://www.kosaku.biz/c/kosakukit/etsuke/hinoki_sensu5

これもノリノリで色を塗ってたんですが、「これなにー」って聞かれて、両方とも暑い時に使う「fanだよ」って説明したところ、「ちがう」「これはshield(盾)とsword(剣)だ」と言い、うちわを左手に盾、せんすを縦に長くして剣として、完成後はチャンバラごっこが始まりました。
ふたつを同時に工作したゆえの結果なのか、その発想はなかったなー、おもしろいなーと思っていたら、今度は、せんすを等間隔に広げてプロペラだーと投げて遊んでいました。うすいひのきの板で出来ていますので、案の定、木目に沿って割れてしまいましたが、当人はそんなの気にせずに、テープで補強して、さらに強くなったと喜んでいました。

ふねの温度計

https://www.kosaku.biz/c/season/summer_event/thermometer_of_ship_kit

この時は、色をポスカで塗ったのですが、このポスカ、カナダでも人気らしく、そんな話を子どもたちのお母さんと話していて、驚愕の事実が!
日本で8色セット2,000円弱で販売されているものが、5,000円近くするとの事、超高額品じゃないですかー。びっくりです。物価が高いなーと思ってましたがここまでとは。

ふねの色はピンクがベースで、とてもかわいらしい仕上がりに。本人は「かっこいいでしょー」と。7歳のおにいちゃんは光るペンで塗り、その上からスパンコールをまぶして、キラキラのふねに。


後日、いわゆる文房具屋さんに行ったのですが、文房具は軒並み日本の2~3倍の価格でした。
当店でもキットによく使用しているマスキングテープなんて、1巻約9ドル(1ドル120円ぐらいだった)そんな値段じゃ、もったいなくて工作に使えない。 おっ、おそろしい…

さて、連日夕食後に作ってたので、もうそろそろさすがに飽きたかなっと思っていたのですが、「今日は作らないの?もっとするー」と。なんて協力的なのー、ではでは、紙とんぼを作ろうじゃないですか

紙とんぼキット

https://www.kosaku.biz/c/kosakukit/kumitate/kamitonbo100

正直、今回持っていったキットの中で一番地味かと思っていたのですが、結果これが一番楽しんでくれました。やっぱり作ったあとに遊べるってのがいいですね。

色を塗って、組み立てるところまでして、ボンドが完全に乾くまでは遊べないので、明日飛ばそうねと約束して就寝。

翌日朝から、「昨日のヘリコプターしよ」って起こされました。おうちのすぐそばに芝生のちょうどよい斜面があり、そこで紙とんぼを飛ばしたのですが、最初はなかなかうまく飛びません。が、だんだんとコツをつかみ飛ぶように。おにいちゃんは、「ヘリコプターのアングルが…」と独自に羽を曲げて、飛ばしていました。さすが。
そして遊び方もだんだんとアグレッシブに、紙とんぼを飛ばして自分も芝生にダイブ!それもすごいけど、そんな事ができる環境もいいなーと感じました。

今回、子どもたちの学校への送迎にもついていく機会があったのですが、運動場はもれなく芝生とか、登校したら校舎に入るまでの間、みんな校舎前の遊具で遊んでるとか、なんかいいなーと思うことがいろいろありました。まあなんでも大きいし、広いですしね。規模がちがう。

あと教科書は家には持ち帰らないらしいので、リュックにはお弁当とおやつと水筒のみで身軽で、日本のランドセル重い問題って何?とか思ったりしました。
おにいちゃんが行っている学校は、スナックの時間というものがあるそうで、お気に入りのスナックを3種類ぐらい持って行ってました。うらやましいー

数日の滞在中、他にも粘土キャンドルやダンボールのうさぎなんかも作ってくれました。もちろん彼らも動画を見るのが好きだったりするんだけど、工作って海外の子どもたちでも作って楽しんでくれるんだなーって知れてよかったです。

ちなみにカナダは今、サマータイムで夜の9時ぐらいまで外が明るかったです。
外が明るいのに「おやすみー」という不思議。
また機会があれば、いろんなとこで工作してみるのもおもしろいなと感じた旅でした。

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スタッフウルフ

興味→旅行、本、漫画、カヌー、犬、食べ物、植物、インテリア。活字中毒の作文嫌い。ゆえにブログではレアキャラ。整理整頓王。会社でおやつを作ってくれる。

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